2005年の読書 統計 今年は途中までは10タイトル/月を越え、年間120タイトルを越えると思っていたのですが、10-11月頃に一旦失速。12月に少し盛り返しましたが、最終的には119タイトルでした。とは言うものの、ここ数年はほぼ100タイトルでしたから、その中では最も多い年となりました。 一方、冊数で数えれば129冊。2002年以降は123,124,133冊と推移していましたから、ほぼ例年通り。つまり、今年は分冊されるような長編を余り読まなかったという事のようです。 国内、海外比率を見ると ・国内;94タイトル---79% ・海外;25タイトル---21% と言うことは、4/5が国内作品で、更に国内化傾向が進んだことになります。しかも海外作品のうち11タイトルはホーンブロワー・シリーズの再読ですからねぇ。それが無かったら惨憺たる物でした。 確かに本屋に行っても、欲しいと思う海外作品がほとんど無いのです。海外の文庫の新刊のほとんどはミステリーか映画の原作か。いずれにしても私が手を出さないタイプの作品ばかりのような気がします。 分野別に見ると、約半数の58タイトルが一般(純文学系?)の作品で、歴史・時代小説の29タイトル(24%)に大きく水をあけました。ここ数年、そういう傾向はあったのですが、ここに来て一気に進んだ気がします。 もう一つ、ここには現れませんが、今年は女性作家の作品を多く手にした気がします。調べたら全部で17タイトル有りました。 このあたりはネットで(特に女性との付き合いが多いので)情報を集めている影響が出ているのかも知れませんね。 作家 作品数 セシル・スコット・フォレスター 11 山本 周五郎 7 浅田 次郎 7 佐藤 正午 6 熊谷 達也 5 重松 清 5 南木 佳士 5 山本 一力 5 角田 光代 3 佐藤 賢一 3 帚木 蓬生 3 作家別に見ると、右の表のようになります。 上位二人が再読ですね(苦笑)。 1-2月に盛り上がったセシル・スコット・フォレスターのホーンブロワーシリーズと、11月頃に読んだ山本周五郎。まあ、いずれも大好きな作家ですから。。。 それを除くと、浅田次郎、重松清、帚木蓬生など常連の作家さんが並びます。山本一力氏は多かったですが、どうも私の思うのと違う方向を目指されているようなので残念です。 一方、2005年になって読み始めた人も多いですね。どこか丸谷才一氏を思わせる佐藤正午さん、力強さが魅力の熊谷達也さん、少々重すぎる気はしますが私小説の南木佳士さん、ぺこさんに紹介頂いた西洋歴史小説の佐藤賢一さん。 いずれもなかなかです。そういう意味では、当たり年だったといえるかもしれません。 評価点別に見ると左のようになります。 相変わらず☆4つの多いですね。なかなか正規分布とは行きませんが、良しにしましょう。 2004年のBest10 印象に残った作品を選んでみました。順不同です。 ☆5つが9作品+佐藤賢一氏の「傭兵ピエール」です。 タイトル 著者 コメント 阿弥陀堂だより 南木 佳士 南木さんには珍しく、爽やかな読後感でした 決戦!バルト海 セシル・スコット・フォレスター 何度読んでもいいですねぇ 流星ワゴン 重松 清 家族の崩壊とかすかな希望 蒼龍 山本 一力 デビュー直後の初々しさに溢れて 佐賀のがばいばあちゃん 島田 洋七 小説ではないけど、思いっきり笑えて泣けました 山背郷 熊谷 達也 東北をテーマに。力強さが素晴らしい 疾走 重松 清 余りに重く辛い物語 おさん 山本 周五郎 やっぱり周五郎は良いなぁ 地下鉄に乗って 浅田 次郎 流星ワゴンに似てるけど、こっちが本家 傭兵ピエール 佐藤 賢一 ジャンヌ・ダルクが可愛くて・・・