2001年から書き始めたトドの書評データベースです。
2019年7月に2000冊を越え、今も年100冊程度追加しています。
(書評が無いのは2000年以前の読了本です)


2008年の読書

統計

2008年に読んだのは106作品、110冊でした。
前半はいつも通りのペースだったのですが、何故か7月8月に絶不調に陥り、大幅にペースダウン。作品数は平均的ですが、冊数はここ数年で一倍少なくなりました。
(余り大長編も読んでいないと言うことも意味してます)

国内、海外比率を見ると
 ・国内; 98作品---92%
 ・海外; 8作品--- 8%
でした。

今年の初めの目標は
1)最近極端に減ってきた海外物を、せめて20%くらいは読む。
2)昔読んだ本を再読する。タイトルの50音順に、一年で読み切りたいな。
だったのですが、まったく駄目でしたね。
改めてみると、今年読んだ海外作品8冊は全て自分の本棚にあった本でした。つまり目標の2)で読んだ本。新しい作品は一冊も購入していない。う~~ん、やっぱりちょっと偏りすぎですね。

分野 作品数
一般(純文学系) 61
歴史・時代 18
サイエンスフィクション 7
ミステリー 5
ユーモア 5

分野別に見ると右の表のようになります。



作品数 作家
4 山本 一力
重松 清
瀬尾 まいこ
浅田 次郎
3 佐藤 多佳子
朱川 湊人
村上 春樹
辻内 智貴
2 いしい しんじ
伊坂 幸太郎
宇江佐 真理
奥田 英朗
恩田 陸
垣根 涼介
吉田 修一
金城 一紀
熊谷 達也
広瀬 正
川上 弘美
中村 航
藤沢 周平
南木 佳士
北方 謙三

作家別に見ると、左の表のようになります。
だいたい作家で読む傾向のある私にしては、固め読みが少ないですね。

重松さん、浅田さん、山本一力さんは常連。
山本さんにはブツブツ文句を言いながら、結局、結構読んでいます。
瀬尾さんは今年出会い、もっとも嵌った作家さんですね。

その他の2008年のニューフェースは朱川さん、辻内さん、垣根さん、金城さんです。その中では、特に辻内さんと金城さんは印象が深いですね。


青い線グラフは正規分布を示します。 やはり☆☆☆☆が多すぎますが、まあこんなものでしょう。


2007年のBest10

印象に残った作品を選んでみました。順不同です。また再読は省きます。

タイトル 著者 コメント
つむじ風食堂の夜 吉田 篤弘 2008年の1冊目。雰囲気が素晴らしいとしか言えないのですが
きみの友だち 重松 清 相変わらずの重松さんなのですが、どうにも好きですね
青空のルーレット 辻内 智貴 月並みと言えばそれだけですが、純粋さが・・・
対話篇 金城 一紀 何となく避けて来た金城さん。読んでみて驚いた。
絶対、最強の恋のうた 中村 航 私の年では恥ずかしい気もしますが、純愛です。
オズワルド叔父さん ロアルド・ダール 悪趣味もここまで突き抜ければ。哄笑の物語。
神様がくれた指 佐藤 多佳子 しかし佐藤さんは上手い作家さんですね。
卵の緒 瀬尾 まいこ 優しく爽やかな話
花まんま 朱川 湊人 とても優しいノスタルジックホラー
夜市 恒川 光太郎 ノスタルジックで不思議な怖さ

「花まんま」「夜市」と2冊もホラー系が入ったのは、私にとっては珍しいこと。
その他の作品を見て気付くのは、優しさや純粋さを描いた作品を多く読み、高く評価するようになったことですね。
年を重ねて来たせいなのかなぁ。



ここ数年の比較

作品数/冊数

まあ、この10年くらい生活パターンは変っていないので、全体には大きな変動はありません。
作品数は長編をどれだけ読むかによって変るので、余り良い指標にはなりません。そこで冊数(青い折れ線グラフ)で見てみると、若干減少方向にも見えます。
国内/海外比率は見ての通り。もう、海外作品は底を打ったような感じです。若い頃は半々位でしたからね。やっぱり今年(2009年)は海外作品の復活に取り組みましょう。

分野別

そもそも分野なんて明確に分類できないし、特に一番多い「一般」が「歴史・時代」でもない「SF」や「ミステリー」でもない・・・の"その他"のようなものなので、余り意味の無い統計なのですが、まあそれでも見てみると、
「一般」と「歴史・時代」が私の読書傾向では2大分野なのですが、その総計が年々上がる傾向になる。つまり、読む分野が狭まっている傾向に有る様に思えます。
また、2大分野の中では圧倒的に「一般」の比率が高くなっています。
これは一つには「歴史・時代」の新しい作家さんが登場してこないこと(巷には沢山の歴史・時代小説が溢れているのですが、大抵は娯楽系で私の好みでは無いのです)が理由の一つです。一方で、「一般」は読書系SNSに参加することで、私の知らなかった、特に若い人の読む作家さん(とはいえ、流石にラノベには手を出しませんが)を読む機会を得て、どんどん増加傾向にあると言えます。
あくまで感覚的にですけど、一般;50% 歴史・時代;20% その他;30%あたりにして行きたいと思っています。

作家別

下の表は各年度別で読んだ作家さんの本の数をカウントしたものです。
安定的に読んでいるのは、浅田次郎さん、重松清さんです。まあ、比較的多作な作家さんでることも理由の一つですが。
上の分野別と合わせて見ると良く判るのですが、2005年ごろから宮城谷さん、佐藤雅美さん、白石一郎さんなどの歴史・時代小説作家の作品が減り、替わって荻原さん、南木さん、熊谷さんなどの作品が増えています。また、川上弘美さん、あさのあつこさん、恩田陸さんなど女性作家の作品が増加しているのも良く判ります。これなどは女性メンバーの多いSNSの影響が出ているのだと思います。

作家名 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 Total
浅田 次郎 2 9 10 7 1 2 4 35
重松 清 3 7 3 5 4 5 4 31
宮城谷 昌光 6 7 3 2 1 1 20
佐藤 雅美 1 3 5 7 2 1 1 20
帚木 蓬生 6 4 3 3 1 1 1 19
北方 謙三 6 7 1 3 2 19
山本 一力 1 1 5 1 3 4 15
宇江佐 真理 2 3 3 1 2 1 2 14
藤沢 周平 6 2 3 2 13
司馬 遼太郎 3 3 1 1 1 1 1 1 12
荻原 浩 9 2 1 12
川上 弘美 1 6 3 2 12
乙川 優三郎 1 2 2 2 1 1 3 12
C・S・フォレスター 1 11 12
南木 佳士 5 3 1 2 11
熊谷 達也 5 3 2 10
大崎 善生 6 3 9
山本 周五郎 2 7 9
伊坂 幸太郎 6 2 8
白石 一郎 1 2 4 1 8
佐藤 正午 6 2 8
平岩 弓枝 1 2 2 2 1 8
あさの あつこ 2 1 2 1 1 7
池永 陽 4 2 1 7
恩田 陸 2 2 1 2 7
吉田 修一 1 4 2 7
ジェイムズ・ヘリオット 1 3 2 1 7
ロバート・J・ソウヤー 1 3 2 1 7