2001年から書き始めたトドの書評データベースです。
2019年7月に2000冊を越え、今も年100冊程度追加しています。
(書評が無いのは2000年以前の読了本です)


2012年の読書

統計

2012年に読んだ本は126作品、129冊でした。

内、海外作品は7作品。昨年の1作品に比べれば大幅増ですが、5.5%と言うのはやはり少ないですね。
読んだ海外作品はいずれも印象に残る本でしたから、やはりもう少し量的にも増やしたいものです。

分類 作品数
新規 104 82.5%
再読 22 17.5%

今年は結構再読をしました。瀬尾まい子5冊、山本周五郎3冊、重松清、森見登美彦2冊などトータルで22冊。従来になく多い数です。山本さんについてはコンプリートしていると思ったのに何冊か本棚にない本があって、それらをちびちび買い足しながら再読したものです。瀬尾さん、重松さんは、大抵風邪などひいて休みを取った日に読み返したもの。
まあ、比率的にはこんなもので良いんじゃないでしょうか。せっかく本棚に並べているのですから。


分野 作品数
一般 62
歴史・時代 26
ミステリー 13
ファンタジー 12
サイエンスフィクション 6
アクション 4
ホラー 3

ジャンル別には左の様な状況です。
歴史・時代が例年よりやや多めですが、誰か一人に集中したというより、色んな人の作品を読んでました。
今年からファンタジーとかホラーというジャンルを追加して見たのですが、ファンタジーが多いですね。まあ、これも最近の傾向のようです。ホラーはもっぱらソフト中心。本当のホラーは読まなくなりました。



作品数 作家
6 小路 幸也
瀬尾 まいこ
5 朱川 湊人
重松 清
4 三浦 しをん
山本 幸久
山本 周五郎
森見 登美彦
3 伊坂 幸太郎
原 宏一
坂木 司
三上 延
北 重人
葉室 麟

作家別の作品数は右の表のようになります。
瀬尾さんと山本周五郎はほとんど再読です。相変わらず多いのは小路さん、重松さんです。
意外なのは朱川さん。そんなに読んだ記憶は無かったのですが、いつのまにかという感じです。

坂木さん、三上さんは昨年初めて手にした作家さんです。ただ、積極的に読んで行こうという程では無く、どちらかと言えば手空きなった時に読む作家さんという感じです。そういう意味では、新しい作家さんに出会えなかった一年でした。


2012年のBest10

印象に残った作品を選んでみました。読了順に並べています。また再読は省きます。

作品 著者 コメント
鳥かごの詩  北 重人 北重人さんの若い頃の生活体験をつづった著者唯一の現代小説
あの日、パナマホテルで ジェイミー・フォード 第2次世界大戦中、シアトルで出会った中国人の少年と日本人の少女の物語
卵をめぐる祖父の戦争 デイヴィッド・ベニオフ ナチ包囲下の飢餓の街で1ダースの卵の調達を命じられたレフとコーリャは。。
浮世女房洒落日記 木内 昇 江戸は神田で小さな小間物屋を営む女房が書いた一年の日記。際立つ上手さ。
ステップ 重松 清 主人公と娘、義父母、義兄夫婦、上司、互いに思いやる姿。幸せの物語。泣けます。
水神 帚木 蓬生 筑後川の水利工事に挑んだ庄屋達の見事な心意気。善人ばかりの物語。
ミーナの行進 小川 洋子 芦屋の大豪邸に住む従妹のミーナと過ごした朋子の中学の一年間。
神去なあなあ日常 三浦 しをん 林業と山村の奇妙だけれど暖かい姿を、恥ずかしい位真っ直ぐに描いた小説。
パヴァーヌ キース・ロバーツ 産業革命が止まった20世紀の英国という「もう一つの世界」を描いたSF作品。
小さいおうち 中島 京子 一寸我儘だけど善良で若い美人の奥さんと、主人公の少女の女中の交流の思い出。

10作品中3作品が海外作品と言うのも珍しい。海外作品の読了数は少なかったけれど印象に残る作品が多かったのです。
こうして並べてみると、結構バライエティに富んでいますね。著者の被りも無く、テーマや雰囲気も様々です。そういう意味では良い一年だったといえるのかもしれません。



ここ数年の比較

作品数/冊数

昨年をオーバーしそうな調子で読んでいたのですが、11月末から12月初頭にかけて本を読めない日が続き、結局は例年よりは多めですが昨年よりは10冊少ない126作品、129冊に落ち着きました。
冊数が多いのは巨編を避け読み易い短編が多いせいもあります。折れ線グラフ(冊数)と棒グラフ(作品数)の差が分冊された作品を示しますが、ここ5年はほとんど差が無く、今年も上下巻に分かれた長編は3作品しか手を出してないことがわかります。どうこらえ性が無くなって、あまり長い作品に手が出ないのです。

作家別

下の表は各年度別で読んだ作家さんの本の数をカウントしたものです。
ついに小路さんが帚木さんを抜いてTop3に入ってきました。

下がった人の中には“手を出さなくなった”人も居ますが、亡くなったり寡作の為“手を出せない”作家さんも居ますね。
今回新たにランクインしたのは朱川湊人、葉室麟、原宏一さんですが、どちらかと言えば私にとっては埋め草に読む作家さんの部類に入ります。

著者 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 総計 順位 変動
重松 清 3 7 3 5 4 5 4 5 4 8 5 53 1
浅田 次郎 2 9 10 7 1 2 4 3 4 1 43 2
小路 幸也 4 4 10 6 24 3
帚木 蓬生 6 4 3 3 1 1 1 1 2 1 23 4
荻原 浩 9 2 1 3 2 4 2 23 4
宮城谷 昌光 6 7 3 2 1 1 20 6
佐藤 雅美 1 3 5 7 2 1 1 20 6
北方 謙三 6 7 1 3 2 19 8
川上 弘美 1 6 3 2 2 1 3 1 19 8
山本 一力 1 1 5 1 3 4 1 2 18 10
藤沢 周平 6 2 3 2 3 1 17 11
乙川 優三郎 1 2 2 2 1 1 3 2 1 2 17 11
宇江佐 真理 2 3 3 1 2 1 2 2 16 13
熊谷 達也 5 3 2 3 2 1 16 13
伊坂 幸太郎 6 2 2 2 3 15 15
南木 佳士 5 3 1 2 1 1 1 14 16
吉田 修一 1 4 2 1 3 2 1 14 16
司馬 遼太郎 3 3 1 1 1 1 1 1 1 13 18
角田 光代 3 1 2 4 2 1 13 18
山本 周五郎 2 7 4 13 18
山本 幸久 2 2 5 4 13 18
瀬尾 まいこ 4 3 6 13 18
C・S・フォレスター 1 11 12 23
森見 登美彦 1 3 2 2 4 12 23
大崎 善生 6 3 1 1 11 25
佐藤 正午 6 2 1 1 1 11 25
あさの あつこ 2 1 2 1 1 2 1 1 11 25
中島 京子 1 2 6 2 11 25
三浦 しをん 3 2 2 4 11 25
豊島 ミホ 1 2 4 2 1 10 30
森 絵都 1 2 4 1 2 10 30
朱川 湊人 3 1 1 5 10 30
池永 陽 4 2 1 1 1 9 33
白石 一郎 1 2 4 1 1 9 33
絲山 秋子 4 2 2 1 9 33
吉田 篤弘 1 1 3 2 2 9 33
佐藤 多佳子 2 3 2 1 1 9 33
高田 郁 2 4 2 1 9 33
伊集院 静 1 3 2 1 2 9 33
R・J・ソウヤー 1 3 2 1 1 8 40
恩田 陸 2 2 1 2 1 8 40
平岩 弓枝 1 2 2 2 1 8 40
村上 春樹 3 3 2 8 40
中村 航 3 2 1 1 1 8 40
長嶋 有 1 2 1 1 1 1 1 8 40
葉室 麟 1 2 2 3 8 40
原 宏一 2 3 3 8 40