2001年から書き始めたトドの書評データベースです。
2019年7月に2000冊を越え、今も年100冊程度追加しています。
(書評が無いのは2000年以前の読了本です)


2013年の読書

統計

2013年に読んだ本は114作品、115冊でした。

海外作品はわずか3作品。グリシャム、オースター、ブラッドベリが一冊ずつ。
いっそのこと、0冊も潔いかとも考えた考えた一年でした。
ともかく海外作品に鼻が利かなくなって、触手も出なくなりました。

分類 作品数
新規 109 95.6%
再読 5 4.4%

再読も5冊と少ないですね。山本幸久、吉田篤弘、中島京子、森絵都、瀬尾まいこが各1冊。
2014年はどこかで再読月間でも設けましょうか。
折角読んだ本を売らずに本棚に並べているのですから、再読しなきゃもったいないです。


分野 作品数
一般 85
歴史・時代 14
ファンタジー 12
ミステリー 1
その他 1

ジャンル別には左の様な状況です。
2012年は歴史・時代の当たり年だったのですが、2013年は特に新しい出会いもなく。
最近の傾向としてファンタジー物が多くなりました。
もともと、ジャンル分けはそもそも定義があいまいであまり意味がないのですが、それにしても「一般」としたものが多い。



作品数 作家
12 原田 マハ
8 小路 幸也
5 山本 周五郎
4 原 宏一
重松 清
大沼 紀子
有川 浩
葉室 麟

作家別の作品数は右の表のようになります。
やはり2013年のトピックは原田マハさんとの出会いでした。なんと12冊。
途中で「飽きた。」などと言いながらもとにかく手に取り続けました。2014年はどうなるのか。
小路幸也さんはここ数年追い続けてきた作家さんですが、ここのところ多作すぎるが故の粗さのようなものを感じるようになりました。
山本周五郎はコンプリートを目指して読んでました。たぶん、新潮文庫の歴史・時代物はコンプリートしたか、残っていてもあと1-2冊だと思います。
大沼紀子さんは「真夜中のパン屋さん」シリーズが良くて追い続けてます。
意外なのは原宏一さん。バラつきは感じるのですが、毎年のように数冊読んでます。
重松さん有川さんも常連です。

2013年のBest10

印象に残った作品を選んでみました。読了順に並べています。また再読は省きます。

作品 著者 コメント
植物図鑑 有川 浩 ラブストーリーと野草料理の話。ラブストーリー部分は有川さんらしく乙女チック
さいはての彼女 原田 マハ どこか失意を抱えた女性達が旅先での善良な人々との出会いを通して再生して行く物語
廃墟建築士 三崎 亜記 建物を主人公?とした短編集。相変わらず不思議な世界です
沈黙博物館 小川 洋子 どこか絵画的な静止状態と静けさを感させる、小川さん独自の静謐感です
キネマの神様 原田 マハ 映画を主題にした話。ゴウとローズ・バットのネット上での映画批評のやりあいの文章が素晴らしい
きみ去りしのち 重松 清 幼子を亡くした夫婦の後悔と、美しい再生の物語。重松さんの真骨頂
つむじ風食堂と僕 吉田 篤弘 月舟町三部作の番外編。やはり吉田さんはこのシリーズが良いようで。。。。
嫌な女 桂 望実 天性の詐欺師・夏子とその遠縁の弁護士・徹子の物語。徹子の成長がさわやか
ポーの話 いしい しんじ 不思議な世界で繰り広げられる物語は、自然破壊や人と人との関わり方など考えさせます
いつか王子駅で 堀江 敏幸 登場人物は皆、ごく普通の市井の常識人ながら、何処か見識を持ち、穏やかな含蓄があります

原田さんが2冊も入ってしまいました。本当は『楽園のキャンバス』なんかもあるのですが、まあそれだけ衝撃的だったということで。
三崎さん、小川さん、いしいさんなど、ちょっと不思議系の作品が多いのが特徴的。お三方ともさほど沢山読んでいる訳でもないのですが。

ここ数年の比較

作品数/冊数

上下巻がある場合、作品数(棒グラフ)が1、冊数(折れ線グラフ)が2というカウントです。
一目でわかるのが、ここ数年、分冊されるような長編をほとんど読んでいないこと。今年はなんと1作品のみです。
年を取るにつれ、大長編に手を出さなくなったばかりか、短編集の比率がどんどん増えているような気がします。
2013年は全体にやや少なめ。とはいえ、この位ならずっと安定しているというべきでしょう。

作家別

下の表は各年度別で読んだ作家さんの本の数をカウントしたものです。
2001年以降のTop3は重松さん、浅田さん、小路さんです。ただ、最近このTop3の伸びも弱くなってきているような。。。
もっと過去まで遡れば司馬遼太郎さん、藤沢周平さん、や山本周五郎さんなどが更に多くなります。
ただしお三方とも故人なので、そのうちに現役の重松さんには追い越されるかもしれません。
ちなみに山本周五郎さんの順位が上がったのは、先にも書いたようにコンプリートを目指し古い作品に手を出したせいです。
その他の上位陣の変動は件数は多くとも差は僅かなようです。

新たにTop40に入ってきたのが原田マハさんと有川浩さん。特に原田さんは2013年に出会った作家さんですから一気にTop40入りはすごいですね。

author 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 合計 順位 変動
重松 清 3 7 3 4 4 4 4 3 4 8 5 4 53 1
浅田 次郎 2 9 9 6 1 2 4 2 4 1 40 2
小路 幸也 4 4 10 6 8 32 3
荻原 浩 8 2 1 3 2 4 2 2 24 4
帚木 蓬生 6 4 3 3 1 1 1 1 2 1 23 5  ↓
宮城谷 昌光 6 7 3 2 1 1 20 6
佐藤 雅美 1 3 5 7 2 1 1 20 6
川上 弘美 1 6 3 2 2 1 3 1 1 20 6
北方 謙三 6 7 1 3 2 19 9  ↓
宇江佐 真理 2 3 3 1 2 1 2 2 1 1 18 10
山本 一力 1 1 5 1 3 4 1 2 18 10
乙川 優三郎 1 2 2 2 1 1 3 1 1 2 1 17 12  ↓
山本 周五郎 2 6 4 5 17 12
熊谷 達也 3 3 2 3 2 1 2 16 14  ↓
藤沢 周平 6 2 3 1 3 1 16 14  ↓
伊坂 幸太郎 5 2 2 2 3 14 16  ↓
角田 光代 3 1 2 4 2 1 1 14 16
吉田 修一 1 4 2 1 3 2 1 14 16
山本 幸久 2 2 3 4 3 14 16
南木 佳士 4 3 1 2 1 1 1 1 14 16
三浦 しをん 3 2 2 4 2 13 21
司馬 遼太郎 3 3 1 1 1 1 1 1 1 13 21  ↓
中島 京子 1 2 5 2 3 13 21
豊島 ミホ 1 2 4 2 1 3 13 21
C・S・フォレスター 1 11 12 25  ↓
原 宏一 2 3 3 4 12 25
原田 マハ 12 12 25 New
佐藤 正午 5 2 1 1 1 2 12 25
朱川 湊人 3 1 1 5 2 12 25
大崎 善生 6 3 1 1 1 12 25
葉室 麟 1 2 2 3 4 12 25
あさの あつこ 2 1 2 1 1 2 1 1 11 32  ↓
高田 郁 2 4 2 1 2 11 32
森見 登美彦 1 2 2 1 4 1 11 32  ↓
池永 陽 4 2 1 1 1 2 11 32
有川 浩 1 1 2 1 2 4 11 32 New
吉田 篤弘 1 1 2 2 1 3 10 37  ↓
中村 航 3 2 1 1 1 2 10 37
絲山 秋子 4 2 2 1 1 10 37  ↓
森 絵都 1 1 4 1 1 1 9 40  ↓
白石 一郎 1 2 4 1 1 9 40  ↓