2014年の読書 統計 2013年に読んだ本は105作品、109冊でした。 なんと海外作品はコニー・ウィリスの『混沌(カオス)ホテル』1冊。さて、どうしたものでしょうね。 今年はけっこう再読数が多く、2月に栗田有起さん、5月に山本幸久さん、10月に安住洋子さんを固めて再読しています。 まあ、こんな感じで良いと思います。 折角、ずっと手元に置いているのですから、時には読み返すのも良いものです。 分類 作品数 % 新規 90 85.7% 再読 15 14.3% ジャンル別に見ると、2014年は歴史・時代物を沢山読んだと思っていたのですが、振り返ってみるとむしろ例年より少なめでした。 もともと、ジャンル分けは定義が曖昧なのであまり意味がないのですが、それにしても「一般」としたものが多い。 それらの中にはファンタジー調だったりミステリー調だったりの作品も多く含まれてます。 分野 作品数 一般 74 歴史・時代 17 ファンタジー 6 その他 8 作品数 作家 7 森沢 明夫 5 小路 幸也 4 栗田 有起原田 マハ三浦 しをん山本 幸久有川 浩葉室 麟 作家別の作品数は右の表のようになります。 2014年は森沢明夫さんの年でした。1月に『青森ドロップキッカーズ』で嵌っていしまい、途中で意識的にペースダウンしたものの7冊読んでいました。 昨年の原田マハさんと言い、最近はこういう毒のない軽い感じの読み物が多くなってきました。 栗田有起さん、山本幸久さんは上にも書いた再読固め読み、有川浩さんも再読が2冊含まれてます。 ここ数年読み続けている小路幸也さん、昨年から続いている原田マハさんは常連です。 ちょっと気になるのが葉室麟さん。作品を多く目にするようになったのですが、そのぶん質が低下しているように感じます。 2014年のBest10 印象に残った作品を選んでみました。読了順に並べています。また再読は省きます。 作品 著者 コメント 青森ドロップキッカーズ 森沢 明夫 今年、森沢さんに嵌るきっかけになった作品。毒がない明るい小説です。 下町ロケット 池井戸 潤 噂に違わず面白い作品でした。池井戸さん得意の「誠実な中小企業」対「傲慢な大企業」の企業戦争もの。 卵町 栗田 有起 病院だけでできた卵町。如何にも栗田さんらしい不思議な設定の話です。 海に沈んだ町 三崎 亜記 相変わらずの三崎さんの建築物(建物、町)についての執着。何故か静寂を感じる物語で。す 漁港の肉子ちゃん 西 加奈子 主人公たちの「存在感」が素晴らしい。 花桃実桃 中島 京子 どこかノスタルジックで、どこか薄曇りのような雰囲気。そして独特のユーモア。 風に桜の舞う道で 竹内 真 1990年、予備校の特待生として寮生活を始めた若者たちと、その10年後を描いた作品。ノスタルジーに浸りました。 峠うどん物語 重松 清 「ちょっとしか知らない人が亡くなった時は、うまく泣けないから陽気に騒ぐしかない」重松さんらしい暖かな連作短編。 246 沢木 耕太郎 沢木さんの1986年の数カ月を描いた日記です。なぜかこの人の文章は私に合うのです。 日御子 帚木 蓬生 帚木さんが描く、悪人や卑しい人が一人も出てこない壮大な日本古代史。 栗田さん、三崎さん、中島さんなど、どこか不思議でファンタジー調の作品が3冊。 また、TOP10には入れませんでしたが、『天の梯』で大団円を迎えた高田郁さんの「みをつくし料理帖シリーズ」も記憶に残る作品でした。 ここ数年の比較 作品数/冊数 7月までは平均10作品/月を保ち、年間120作品ペースだったのですが、8月以降は7-8作品/月にペースダウン。 12月に至っては4作品というていたらくで、結果的に105作品(棒グラフ)でここ3年低下傾向が続いています。 冊数でカウントしても(折れ線グラフ)、今年は109冊で統計を取り始めて最低値になりました。 とはいえ100作品を超えれば良しということで。 それにしても、海外作品には手が出なくなりました。10年前は3割ぐらいが海外作品だったのですが。 それと2分冊、3分冊されたような大長編も読まなくなりました。(折れ線と棒グラフのギャップが大長編を示します) 作家別 下の表は2001年以降の読書記録を作家さん別にカウントしたものです。再読本は最新日付の1回だけでカウントしています。 もう十数年も統計を取っていると、余り大きな変動は出てきません。 亡くなったり、寡作な作家さん、手を出さなくなった作家さんが徐々に順位が下がり、代わって新しい作家さんがじわじわ上がってきます。 Author 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 総計 順位 変動 重松 清 3 7 3 4 4 4 4 3 4 8 5 4 3 56 1 浅田 次郎 2 9 9 6 1 2 4 2 4 1 1 41 2 小路 幸也 3 4 10 6 8 5 36 3 荻原 浩 8 2 1 3 2 4 2 2 1 25 4 帚木 蓬生 6 4 3 3 1 1 1 1 2 1 2 25 4 ↑ 川上 弘美 1 6 3 2 2 1 3 1 1 1 21 6 宮城谷 昌光 6 7 3 2 1 1 20 7 ↓ 佐藤 雅美 1 3 5 7 2 1 1 20 7 ↓ 北方 謙三 6 7 1 3 2 19 9 宇江佐 真理 2 3 3 1 2 1 2 2 1 1 18 10 山本 一力 1 1 5 1 3 4 1 2 18 10 乙川 優三郎 1 2 2 2 1 1 3 1 1 2 1 17 12 山本 周五郎 2 6 4 5 17 12 熊谷 達也 3 3 2 3 2 1 2 16 14 藤沢 周平 6 2 3 1 3 1 16 14 原田 マハ 12 4 16 14 ↑ 三浦 しをん 3 2 1 4 2 4 16 14 ↑ 山本 幸久 2 3 4 3 4 16 14 ↑ 葉室 麟 1 2 2 3 4 4 16 14 ↑ 角田 光代 3 1 2 4 2 1 1 1 15 20 ↓ 吉田 修一 1 4 2 1 3 2 1 1 15 20 ↓ 中島 京子 1 1 5 2 3 3 15 20 ↑ 伊坂 幸太郎 5 2 2 2 3 14 23 ↓ 南木 佳士 4 3 1 2 1 1 1 1 14 23 ↓ 司馬 遼太郎 3 3 1 1 1 1 1 1 1 13 25 ↓ 豊島 ミホ 1 2 4 2 1 3 13 25 ↓ 原 宏一 2 3 3 4 1 13 25 高田 郁 2 4 2 1 2 2 13 25 ↑ 有川 浩 1 1 2 1 1 3 4 13 25 ↑ C・S・フォレスター 1 11 12 30 ↓ 佐藤 正午 5 2 1 1 1 2 12 30 ↓ 朱川 湊人 3 1 1 5 2 12 30 ↓ 大崎 善生 6 3 1 1 1 12 30 ↓ 吉田 篤弘 1 1 2 2 1 3 2 12 30 ↑ 中村 航 3 2 1 1 1 2 2 12 30 ↑ 絲山 秋子 4 2 2 1 1 2 12 30 ↑ 森 絵都 1 1 4 1 1 1 3 12 30 ↑ あさの あつこ 2 1 2 1 1 2 1 1 11 38 ↓ 森見 登美彦 1 2 2 1 4 1 11 38 ↓ 池永 陽 4 2 1 1 1 2 11 38 ↓