2001年から書き始めたトドの書評データベースです。
2019年7月に2000冊を越え、今も年100冊程度追加しています。
(書評が無いのは2000年以前の読了本です)


美味そう(?)

2018/06/22

この一冊

「美味そう(?)」のキーワードの元になったのは吉田篤弘さんの『それからはスープのことばかり考えて暮らした』です。
本を読んでいて「おいしそうだな」と感じる事はままありますが、この本は本当に空腹感を覚え、作中に出てくる食べ物(この場合、サンドイッチとスープ)が食べたくなってしまいます。味が伝わってくるというより、暖かさとか幸福感が伝わってくるためなのだと思います。

その他のお勧め本

物語として面白いことが大前提で、その中に美味しそうな食べ物が出てくるものをチョイスしています。

食を扱うのが好きな、あるいはうまい作家さんは多いですよね。
今回も伊吹有喜さん(BAR追分シリーズ)、高田郁さん(みをつくし料理帖シリーズ)、原宏一さん(佳代のキッチン、やっさんシリーズ)などが挙がりました。
有川浩さんの『植物図鑑』は、毎年春になると私が作る”ばっけみそ”のレシピ本です。

番外編

「美味そう」の後に(?)が付いているのは、以下のような番外編も含んでいるからです。

『イワン・デニーソヴィチの一日』ソルジェニーツィン
旧ソ連の強制収容所の話ですからまともな料理など出てきません。ただ一カ所、囚人である主人公が差し入れられたソーセージを食べるシーンがあり、これが何とも印象に残るのです。

『料理人』ハリー・クレッシング
完璧な料理人・コンラッド。”料理が美味そう”以前に食を話題にしたらどうしても頭に浮かnでしまう作品です。

『カレーライフ』竹内 真
思いっきり分厚い750頁の全てがカレーまみれ。面白かったかと問われれば、矢っ張りやや冗長感の方が強かった気もしますが、怪著であり快著でもありますね。

『美味礼讃』海老沢泰久
辻調理師専門学校の創始者、辻静雄の半生を描いた伝記小説です。


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