2001年から書き始めたトドの書評データベースです。
2019年7月に2000冊を越え、今も年100冊程度追加しています。
(書評が無いのは2000年以前の読了本です)


逞しい・・

2018/05/31

この一冊

”逞しい・・”のキーワードの元になったのは開高健の『日本三文オペラ』です。
一人100kg以上の鉄屑を肩に乗せ、官憲の前を走り廻る通称・アパッチ族の肉体的な逞しさ、その太々しいほどの生命の躍動感が魅力の一冊です。

その他のお勧め本

逞しさにも色々ありますね。
陽性で”放埓な逞しさ”を感じさせるのが前述の『日本三文オペラ』であり司馬さんの『俄―浪華遊侠伝』。対して、悲惨さの中のしぶとい生命感を感じさせる”陰にこもった逞しさ”が、開高健の『ロビンソンの末裔』であり村田喜代子さんの『蕨野行』です。
その他にも、利他的使命感から真っ直ぐに生きる逞しさを描いた帚木さんの『水神』も読み応えがあります。


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