男4人兄弟の末っ子に生まれ、母の手伝いをさせられる中で料理に親しみ、 中高生時代の登山部で腕を磨き、何故か中学生の頃からケーキ作りにいそしみ、 筋金入りの料理好きです。

パポセッコ(カルカッサ)

膨らみ過ぎてくっついてしまいました

Papo seco(パポセッコ)やcarcaça(カルカッサ)と呼ばれているポルトガルのお食事パンです。作り方や材料からするとオーストリーのカイザーゼンメルに似ていますが、芥子の実のトッピングが無く、さらにさっぱりとしたシンプルなパンです

このパンにトマトやパプリカなどで煮込んだ豚肉を挟み込んだつゆダクのサンドイッチ・ビファーナはポルトガルの国民的ファーストフードだそうです。

材料

材料 分量 小分量
[A] ぬるま湯 65g 50g
砂糖 小さじ1 小さじ1弱
ドライイースト 小さじ1強 小さじ1
[B] 中力粉 75g 60g
[C] 中力粉 300g 240g
バター 20g 16g
小さじ1 小さじ1弱
ぬるま湯 185g 150g

最初の分量は若い人向きですね。少々胃にこたえるので「小分量」として80%量を追記しました。


作り方

最初っから大きなボールを使い、材料を継ぎ足して作っていきます。

  1. [A]を混ぜて10分ほど置きます。イーストの発酵が始まります
  2. [B]の粉をボールに入れ、粉っ気がなくなるまでヘラで混ぜます。かなりベタベタです。
  3. ラップをかけ温かい所で生地が倍に膨らむまで発酵させます(1時間ほど)
  4. [c]の材料を加え、生地が滑らかになるまで捏ねます
  5. またラップをかけ、温かい所で倍に膨らむまで発酵させます(1時間ほど)
  6. ボールから取り出し、6等分して、楕円形に丸めます
  7. 表面に小麦粉を振りかけ、オーブン皿に載せて、温かく乾いた所で45分ほど2次発酵(濡れ布巾は掛けません)
  8. オーブンを250℃に予熱します。パン生地にスケッパーなどで縦に深く圧し潰し、オーブンに投入
  9. 15分ほど焼きます