日曜大工が趣味だった父親の道具を引き継いで。。。
何かを作る為の工夫を考えたり、実際に手を動かしていると
機嫌が良いのです。退職後、ますます加速中。

アプローチ

2003/08-09

何も好き好んでこんな暑いときにやら無くても・・・・。いよいよ玄関前アプローチの改修です。

★中央部分★
御影石を貼りこみます。色々と考えた末、60×30cmと30×30cmの石を交互に並べることにしました。これまで敷いてあった古い石は一旦避けて別の用途を考えます。
ざっと並べてみたところ、目地は2-3cmと広めに取ったほうが全体の座りが良いようです。そうなると、苔目地にしたくなります。でも日当たりが良すぎる所なので苔が美味く付くでしょうか?(写真無し)

  1. 地面を12cm位掘ります
  2. 古い止水栓が邪魔なので、筒型のカバー(鋳物製)をグラインダーで切落とします。上にはプラスチックカバーを載せました。
  3. 15Kgの砂利を二袋、掘り込んだところに敷きます(2-3cm厚)
  4. コンクリートを練って流し込み、水準器で確認しながら御影石を載せていきます。目地部分は水が抜けるように、コンクリートが入らないようにしました。(コンクリート5cm+御影石5cm)
  5. 道路との隙間をセメントで詰めます。

★アプローチ左右★
本当は川原で石を拾ってくるはずでしたが、なかなか良い石に出会えません。そこでたまたま行ったホームセンターで、それまで無かった鉄平石を見つけました。ということで、鉄平石の乱張りにすることにしました。
《写真右》
まずは地面を12cm位掘ります。
周りには型枠を作っておきます
《写真下》
砂利を3cm厚程度に敷き、しっかり踏み固めます。
手前には石があるため敷けません
右には敷き方を決めた鉄平石がそのままの形で置いてあります。
緑に光ってるのは古いフェンスです。少しでも強度アップにならないかと考えて敷きました 。
《写真右下》
コンクリートを流し、並べてあった鉄平石を敷いていきます。

《写真右》
石を敷き終えたところです。
鉄平石は出来る限りそのまま使いましたが、一部切る必要がありました。グラインダーにダイヤモンド刃を付け、石の裏面から半分くらい切れ目を入れて入れて叩くと簡単に割れます。

《写真左》
目地埋めです。セメントと砂を等量位で作ったモルタルを目地に入れていきます。本当は目地鏝で仕上げるのでしょうが、素人では美味くいきません。
そこで、目地に多めのモルタルを入れ、はみ出したモルタル(写真はやりすぎです)が乾く前にぬらしたスポンジでふき取ります。とにかくしつこく、丁寧に。。。でないと、乾いた後、石が白くなってしまいます。
★車庫部分★
余った石をどう処分しようかと考えて、車庫部分に使う事にしました。しかし・・・。実にこれが難工事になってしまいました。
石を埋めようと地面を掘り出したら下に大きな石が、それも道に沿って幾つも埋めてあるのです。
一辺40cm位の立方体。とてもじゃないけど持上げられません。
横に大きな穴を掘って埋めてしまおうとか、色々トライしましたが、結局断念。2つは車のタイヤ下の敷石にして、残りはそのままにしておいて、少し高くなるけどその上に玄関前においてあった古い御影石をおくことにしました。
外枠を木で組んで、上と同様に砂利、コンクリートの順に敷き、御影石を置き、さらにその周りにコンクリートを流し込みます。
表面はコテで仕上げますが、本職のようには行きません。でも大丈夫。少し乾いたところで箒で筋目をつけてやればNo Problem。

最後に残った土部分を、少し低くして、買ってきた園芸用の玉砂利を敷き詰めました。これで完成です。

まだまだいくつか気になる点もあるのですが、それは追々直していきましょう
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今日、二軒隣の家のおばさんが回覧板を持ってきました。このおばさん、一人住まいで膝が悪く、余り外を出歩かない人なので、今まで私がやってたのに気づいていなかったようです。
「うちの庭の砂が芝生の方に流れて困るので、石を組みたいと思うのだけど、これはどこに頼んだの?教えて。」
「全部一人で。いや~~、綺麗に仕上げたもんじゃね」
いや、鼻高々です。少なくとも素人細工だとは思われなかった。
まあ、こんな事をしようと考える素人も余り居ないでしょうが・・・