日曜大工が趣味だった父親の道具を引き継いで。。。
何かを作る為の工夫を考えたり、実際に手を動かしていると
機嫌が良いのです。退職後、ますます加速中。

物置

2004/05

物置を作りました。元々は家の中を整理したら、不要になってしまった金属棚や木製棚の廃物利用。庭道具などを収めるところが無かったので、何とか外に置けないかと考えたものです。この物置、間口2m、奥行き1.2m程の小さなものですが、何と柱が一本も有りません(笑)。

まずは地面に水平にブロックを置き、その上に木製の棚(背の低いのを2段重ね)と金属棚を2mほど離して向かい合わせに立てます。その上に買って来た梁材(2本で1000円ほど)を木ネジで固定します。屋根をかけるために、奥は下駄を履かせて少し高めに、手前は棚の当たる部分だけ削って低めにセットしています。これだけで構造材は出来上がり。少々揺すってもビクリともしません。
あとは金属棚に3段に胴縁(桟)を取り付け、木目プリントのトタン板を打ち付けます。木製棚の方は一番上だけ胴縁を細工し、下のほうは直接トタン板を打ち付ければ終わりです。
実はこのトタン板、以前母屋に張ってあったものの廃物利用(2002年"家の壁"参照)。大きすぎて捨てるに捨てられなかったものが役に立ちました。

次に屋根の取り付け。プラスチックの波板を梁に直接打ちつけます。軒部分を少し小細工して、これも廃物利用の樋を取り付けます。タテ樋は無く、樋にあけた穴からプラスチックのチェーン(2m 500円)を下げて、雨水を伝わらせます。
樋まで付いて居ると家内に笑われましたが、扉が無いので雨が落ちると中の棚まで水跳ねするのです。棚を腐らせないための必需品です。

最期に庭側の壁の見栄えを良くするために、取って(盗って?)きた孟宗竹で建仁寺垣風にに仕上げました。

ほとんど廃材の利用ですが、屋根や木材などで約5000円ほど掛ったと思います。