クーラー室外機カバー
前々から気になっていたのです。
居間のクーラーの室外機が庭にあるのですが、その風がもろにドウダンツツジとサツキに当たるのです。
今年、ドウダンツツジの花があまり咲かなかったのは、その高温と乾燥のせいではないかと考えて、室外機のカバーを作ることにしました。
材料とその費用は以下のとおり。
材料 | 金額 | サイズ(mm) |
---|---|---|
ルーバーラティス | 2400円 | 900×900 |
角柱(ホワイトウッド) | 300円 | 38×90×1800 |
杉板(野地板) | 200円 | 7×110×1800 |
材料です。
ルーバーラティスとツーバイフォーみたいな柱材。
下に写っているのは愛用の電動ノコ。
立てかけてある倉庫には日曜大工の道具がぎっしり入っています。
まずは角柱を断面が正方形になるよう、縦に切ります。残った部分もさらに半分にして棚受け材にします。
これらはあらかじめ、防腐塗装をしておきます。
次にルーバーラティスの下側を20cmほど切ります。
大きな方が本体前面になります。
小さな方はバラバラにして、材料として再利用します。
後ろ側の枠を作ります。
枠の上側はラティスをばらした"A"、縦の柱は角材から切り出したものです(下は開口)。
続いて角材を40cmほどの長さに4本切り、前(ラティス)と後ろの枠をつなぎます。
これで骨組みの完成です。
上面に板を張るため、受け棚を作ります。材料は角材から切り出した小さな断面の柱を、棚の厚みだけ控えて枠に打ち付けます。
その上に、ラティスのフィンの部分だった"B"を打ち付けていきます。
側面にも同様に板を張ります。
板は野地板と呼ばれる、安いけど節が多く表面がザラザラの板です。でも電動カンナをかければこの目的なら十分です。
最後にもう一度、防腐塗装をして完成です。
セットしたところです。
ドウダンツツジの方に風を行かさないのが目的なので、通常は下向きにするルーバーフィンが上向きにつけています。テストしたところ、狙い通り風は上向きに流れ、ドウダンツツジの葉が揺れなくなりました。
見栄え上のカバーとしても、十分役立っています。