日曜大工が趣味だった父親の道具を引き継いで。。。
何かを作る為の工夫を考えたり、実際に手を動かしていると
機嫌が良いのです。退職後、ますます加速中。

クーラー室外機カバー

2007/05

前々から気になっていたのです。
居間のクーラーの室外機が庭にあるのですが、その風がもろにドウダンツツジとサツキに当たるのです。
今年、ドウダンツツジの花があまり咲かなかったのは、その高温と乾燥のせいではないかと考えて、室外機のカバーを作ることにしました。

材料とその費用は以下のとおり。

材料金額サイズ(mm)
ルーバーラティス2400円900×900
角柱(ホワイトウッド)300円38×90×1800
杉板(野地板)200円7×110×1800
しめて3000円ほど。園芸店で完成品を買うのとさほど変わりません。


材料です。
ルーバーラティスとツーバイフォーみたいな柱材。
下に写っているのは愛用の電動ノコ。
立てかけてある倉庫には日曜大工の道具がぎっしり入っています。


まずは角柱を断面が正方形になるよう、縦に切ります。残った部分もさらに半分にして棚受け材にします。
これらはあらかじめ、防腐塗装をしておきます。

次にルーバーラティスの下側を20cmほど切ります。
大きな方が本体前面になります。
小さな方はバラバラにして、材料として再利用します。


後ろ側の枠を作ります。
枠の上側はラティスをばらした"A"、縦の柱は角材から切り出したものです(下は開口)。
続いて角材を40cmほどの長さに4本切り、前(ラティス)と後ろの枠をつなぎます。
これで骨組みの完成です。


上面に板を張るため、受け棚を作ります。材料は角材から切り出した小さな断面の柱を、棚の厚みだけ控えて枠に打ち付けます。 その上に、ラティスのフィンの部分だった"B"を打ち付けていきます。

側面にも同様に板を張ります。
板は野地板と呼ばれる、安いけど節が多く表面がザラザラの板です。でも電動カンナをかければこの目的なら十分です。
最後にもう一度、防腐塗装をして完成です。

セットしたところです。
ドウダンツツジの方に風を行かさないのが目的なので、通常は下向きにするルーバーフィンが上向きにつけています。テストしたところ、狙い通り風は上向きに流れ、ドウダンツツジの葉が揺れなくなりました。

見栄え上のカバーとしても、十分役立っています。