Todoの独り言です。
最近はブログに書き込むことの方が多いのですが。。。。、

晩秋

2002/11/03

色んなところに書いてますが、我が家は築90年になる日本家屋です。
この家に戻ってくる時に、裏手の水回りは全て改築しましたが、母屋は間取りの変更はしたものの、古い家を可能な限り残した仕上げにしました。
壁はもちろん真壁(柱や梁を露出した壁)で聚楽で仕上げた赤土の土壁です。柱や梁はべんがら塗りで、特に梁はかなり大きい物が使われています。引越し前に油で拭いたのでピカピカしてます。主に使用する2部屋(八畳と六畳)はもちろん畳部屋で竿縁天井、開け放てば、裏から表に風が抜け、夏の初めはクーラーが無くても結構過ごせます。
兼好法師の徒然草の「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。暑きころわろき住居は堪へがたき事なり」を地で行ったなのです。
元々、暑いのが苦手で、寒い方が得意な方なので、この家の作りには向いている方なのですが、しかし寒い。何せ気密性と言う物が無いに等しい。少々暖めても熱気はどこかに逃げていってしまいます。そのせいか去年は何度か大風邪を引いてしまいました。
とはいえ、そろそろ出しっぱなしの扇風機を片付け、ストーブを出すとしますか。