Todoの独り言です。
最近はブログに書き込むことの方が多いのですが。。。。、

独裁者

2003/03/22

とうとう始まってしまいました。
何も出来ないくせに、声高に「反戦」を言うことも出来ないですが、悲しい事だと思います。

イラクにしても北朝鮮にしても戦争を引き起こす国は「独裁者」の国ですね。民衆が強い国なら(民衆の中にも色々な意見があるにしても)なかなか戦争までは踏み込めません。それは2次大戦の時の日本やドイツにも当てはまると思います。北朝鮮の報道を見ていると「多分戦争前の日本もこんな感じだったんだろうな」と思います。象徴的独裁者を立て、その下に思想統制が行われる。反対は許されない。イラクもそんな感じなんでしょうね。大統領支持率100%なんてありえません。作られたものとしか考えられない。

戦争はそうした独裁者(とその取り巻き)が引き起こす物なのでしょう。国家の意思(=国民の意思)ではなく個人・グループの意思です。多分、国民一人一人を見れば良い人も悪いい人も混じってるけど、何処の国でも似たような物でしょう。ただ一部の人間に思想統制され、無意識に強制されている。非常に不幸だと思います。

不安なのはアメリカです。自由の国と言われてますが本当なのでしょうか?。
もともと自由と言われつつも排他的なところもあるのです。例えばアメリカで共産主義援護をすると、かなり差別されるという話を聞いたことがあります。自由と言いつつ、ある範囲内においてであって、それを超えた場合極端に排他的になる国のように思います。確かに国民が声高に反戦を叫ぶ自由はあります。しかし、一方でアメリカの唱える「正義」からはみ出した国は悪であり、悪は撲滅するという排他性も持っているのです。アメリカの唱える正義が他の国にとって正義であるかどうかは関係ないのです。多分それは、大国の驕りのようなものです。

確かにアメリカには独裁者はいません。むしろ、だからこそ怖いのです。マスメディアを通した心理戦で国民の過半数を戦争擁護の方向に向けられる国。独裁者の国なら独裁者を放逐すれば改善されるでしょう。しかし、国民全体が踊らされる国はどうすればよいのでしょうか。

      ====最小の被害でこの戦争が終結される事を祈りつつ