Todoの独り言です。
最近はブログに書き込むことの方が多いのですが。。。。、

着色料(米国出張余話1)

2003/06/07

米人は着色料は平気なのでしょうか?
今回の出張中、日本人駐在員の家で夕食を頂くことになりました。そこでお土産にケーキでも買って行こうということになったのですが、スーパーにあるケーキの凄まじい事。一つはもちろん「大きさ」なのですが、もっと驚かされるのはその「色」です。マリンブルー、ショッキングピンク、真っ赤、黄色。原色のクリームが虹の如く飾られています。白いクリームの上にアクセントで飾ってあるのではないのです。原色のクリームがべったり塗りつけられ、中にはビーチの絵になってるものもあります。結局駐在員宅には日本人サイズのカップケーキ上に、真っ青なクリームを飾った物を持って行くことにしました。
餃子や鳥のから揚げなど、日本人好みの食事を美味しく頂いた後、いよいよ待望の(?)ケーキのお出ましです。「この真っ青なクリーム何味や?」などと言いながら指で掬って嘗めてみます。しかし、なにやら(ミントのような)特殊な味がするわけではなく、ただの甘ったるいクリームです。しかし。。。。
嘗めた指を見て驚きました。指が青く染まって居るのです。
スポンジ部分はシロップを染込ませたような甘さ、その上にたっぷり乗った真っ青な甘いクリーム。べたべたに甘いケーキを食べるうちに、歯も唇も青く染まって行き、まるでまだ寒中水泳に震る子供のごとき顔になりました。
次は帰国後の話です。お土産に2種類のチョコを買ってきて、一つはまともそうなのですが「チャレンジ」という息子の言葉で、カラーの方を開けました。またまた赤、緑、ピンク、黄色、見事な原色のチョコがぎっしり詰まってます。食べ物の色じゃないですね、如何に言っても。食べてみましたがヌガータイプで甘味ばかりが口に残ります。とにかくやたらと甘い。一人一つ、それが限界です。はてさて、何時になったらこの箱が空になることやら。。。。
しかし、米人の味覚・色彩感覚には驚かされます。