Todoの独り言です。
最近はブログに書き込むことの方が多いのですが。。。。、

盆灯篭

22003/08/13


今日は盆の入り。夕方、灯篭を立てに行きました。 去年も書いたけど、この盆灯篭は広島独自の風習だそうです。色々な言い伝えが有るようで、親は浪人だったり、紙問屋だったりするのですが、共通なのは亡くなった娘さんを偲んで立てたのが始まり。江戸時代のことのようですが、それが安芸門徒(浄土真宗)の間に広がったようです。
写真をよく見ればわかるのですが、細い竹の先を六つに割って開き、その間に色紙を貼ってあります。写真には無いようですが、白い灯篭は初盆の家、色とりどりの灯篭はそれ以外の家です。何れにせよこの時期、広島の全スーパーにこの紙灯篭が並びますし、墓地は満艦飾の賑わいです。
最近は経木に替わりつつもあり、昔に比べれば灯篭の数も少なくなったような気もします。確かに盆明けに出るごみの量も問題だとは思いつつ、こういう風習を残すのも大切な事のような気もします。悩ましいところです。
(お盆明けにはお百姓さんが灯篭を取りに来ます。頭の部分を捨てて、竿部を持って帰って野菜の支柱などに使っています)