Todoの独り言です。
最近はブログに書き込むことの方が多いのですが。。。。、

海外出張--食事

2003/10/04

海外出張の話といえば、どうしても食事と買い物の話題になります。なにせ仕事で行っているもので、朝早くから夕方まではたいてい会議で缶詰状態。外の世界を見るのは食事時とお土産の買い物くらいですから。というわけで、今回も食事の話を。
いつもの出張先にはリエゾン(窓口)という名で駐在してる人間が1-2人居ます。なかなか飛び込みでは入りにくいので、たいていは彼らにレストランを教えて貰います。歴代のリエゾンは出張者に紹介するレストランを口伝えに伝えてきたようです。しかし何度も行ってると「またか」と思うようになります。そこで、今回の出張では現地の人にレストランを推薦してもらうことにしました。現地の人と言っても、日本人(相手会社の社員)なのですが、日本には高校のときだけ居たというつわものです。結果は・・・・大成功でした。
一つはスポーツバー。料理は普通でしたが、いかにもアメリカ的で良い雰囲気です。もう一つはその日本人が友人の米人女性から推薦してもらったというレストランでしたが、ここは雰囲気も料理もなかなかの物でした。
それで気がついたのです。駐在者から教えてもらうレストランは何か変。どうも味よりもウケを狙った選択ではないか?歴代の出張者が見つけた変な店ばかりが伝わってるのではないかと。アメリカの料理はまずいという先入観は、一寸見直す必要があるのかもしれません。

もう一つの体験は昼食でした。これは外人さんに連れて行ってもらいました。最初はお互いに遠慮もあったのですが、最近はダーダーです。
この頃は出張の度にお土産に日本のお菓子を持っていきます。と言っても「きのこの山」や「コアラのマーチ」といったあちら風のスナックなのですが、これを会議中に出すと彼らは凄く喜びます。甘いばかりのアメリカのお菓子と比べて日本のお菓子は、彼らにとっても美味しいらしいのです。
そんな風に仲良くなったからか、彼らも普通に行く昼食に誘ってくれるようになりました。いわゆるDiveと呼ばれる店です。辞書で引くと「下級酒場, とばく場, 安食堂」。なるほどその通り。
小さな喫茶店くらいの大きさ。薄汚れた外観。窓も小さく、昼間でも暗い店内。カウンターがあり、夜は酒が出る様です。色々なポスターが貼ってあって、隅っこにはジュークボックスが置いてあって。。。日本人だけでは一寸入りづらい。料理は・・・・・チョットネ。
二軒目の時は驚きました。店に入るなり、反対側のExitから出て行こうとするのですから。その先は小さな裏庭。日に焼けて色褪せきったビニールのテーブルクロスを貼った小さなテーブルと、ガタガタの椅子が藤棚のようなものの下に並んでいます。まるで場末の小さなビヤガーデン。ここで喰ったのはザワークラフト入りのホットドック。まあまあいけましたけど。
日本で例えれば一膳飯屋。それも、裏通のお世辞にも綺麗と言えず、誰か知ってる人とで無ければ一寸入りづらい感じの店です。ヘ~~え、米人もこんなところで食事するんだ。そんな驚きを感じた食事でした。