広島風お好み焼き
BBSでお好み焼きの話が出て、ふと気になりました。「広島風お好み焼きの分布って、何処までなんだろう?」。調べること1時間(暇人ですね、我ながら)、やっとここを見つけました。何処にでも居るものです、同じような暇人が(って、失礼ですね。相手は広島大学の助教授ですから)。
見事です。
広島県内は全地域て広島風が圧倒的優勢。
そして、何と広島県以外は(山口方面に例外はあるものの)関西風。
更に、広島県内のお好み焼き屋さんの数の多さ。他県を圧倒しております。
まさしく、広島風!
もっとも広島では広島風などとは言いません。「お好み焼き」それだけで広島風です。
さて、この広島風お好み焼き。随分知名度も上がり、どのようなものかは大体想像がつくと思います。とは言え、遠くにお住まいの方もいらっしゃるので、一応その作り方の紹介を。こちらです。
つまり、クレープ状に焼いた生地の上に野菜・お肉などの具を載せ、ひっくり返して焼くのが広島風。野菜と生地を混ぜて焼くのが関西風。重ね焼きと混ぜ焼きという呼び方もあるようです。
よく、そばが入っているのを広島風と勘違いされている方が居ますが、広島風でもそば無しの場合がありますし、関西風でもそば入り(モダン焼きと呼ぶ)があります。
広島のお好み焼き屋さんに入った時は、一般的に「そば、肉、卵」という風に注文します(順不同)。
- 麺を何にするかを言う。通常、無し・そば・うどんの選択。大盛りは例えば"そばダブル"というように注文する。中にはトリプルなんて剛の者も居る
- トッピングを注文。ここには色んなバリエーションがある。肉(ぶたバラ)・イカ天などが一般的だが、お店によって違う。メニューを見て注文しましょう。
- 卵もトッピングですが、別に注文。有りか無しかの選択です。
つまり、基本は生地と野菜(大量のキャベツとモヤシ)がベースのお好み焼き。その上に好みで色んなものを入れるわけです。
思い出すと、子供の頃のお好み焼きはそばが入っておらず、しかも2つ折(オムレツ状態)にして有ったように記憶してます。
参考として
・お好み焼きはどのようにして生まれたか
・お好み焼き進化の過程
いや、素晴らしい研究です。
広島風お好み焼き。家のホットプレートでも出来ます。我が家でも1回/月くらいは作るかな。でもやっぱりお店の方が美味しい。なんと言っても鉄板の前に座り、少しずつ焦げていくソースと、パリパリのおそばの食感は家ではなかなか出せません。熱いところをハフハフ言いながら食べるのがベストでしょう。