50歳になりました

50歳になりました。
3月23日。ちょうど娘の大学の卒業式と同じ日でした。娘の社会人として旅立ちであり、一人立ちという大きな節目の日に、私も50歳という節目を迎えたことになります。前日の22日には家で留守番をしていた息子を除き、私と家内と娘の3人で東京で二人分の前祝をしました。また、家に帰ったら息子もちゃんとプレゼントを用意していて呉れました。

「人間五十年　下天の内をくらぶれば　夢幻のごとくなり。・・・」織田信長で有名な幸若舞曲の「敦盛」の一節です。また論語には「五十にして天命を知る。」という言葉もあります。ちなみに、昨年50になった先輩は、家族から「四捨五入したら百じゃん」などと言われ「十の桁で四捨五入するなんて」とショックを受けていましたが、何れにせよ半世紀生きたわけですから、一つの大きな節目だと思います。
何年か前、下の兄が私に「50になったよ」と電話をしてきました。それなりにショックだったようです。でもどうも私には実感が無いですね。毎日毎日を過ごすのが一杯で、歳なんか気にしていられない(笑)

最近は良く16進法で32歳なんて言っていますが、どうも自分の実感としては40歳前後のつもりでいるようです。自覚が無いと言いますか(苦笑)。会社でも10歳から20歳くらい若い連中とワイワイやるのが好きなのです。上司という立場で、上から下に物を言うのではなく、仲間の中のリーダーというような立場に居るのが好きなようです。時々そうした連中から妙にかしこまった言葉遣いをされて、初めて「ああ、俺の方が随分年上なんだ」なんて感じてしまうのです。

実感が無いことが良い事なのか、悪い事なのかは良く判りません。ただ、そういう性格なのだから仕方ないでしょうと開き直るばかりです。まあ、これからも若い人と付き合いながら(見放されないようにしながら？)、歳よりは少し若々しくありたいと思うばかりです。
これからもよろしくお願いします。