Todoの独り言です。
最近はブログに書き込むことの方が多いのですが。。。。、

オーストラリア出張記

2007/11/04

昨年に続き、2度目のオーストラリア・メルボルンへの出張でした。 出張記なんて言っても、月曜に出発し到着直後から仕事、金曜日一杯働いて土曜の3時には現地を出発する日程ですからね。
仕事のことを書いても仕方が無いし。

昨年と違うのはシンガポールでの乗継が悪かったこと。ただでさえ5時間くらいの待ち時間なのに、今回はさらに一便遅れて、8時間近い待ち時間になりました。それと、前回は一人でしたが、今回は英語の得意な同僚が一緒だったので、有名な?シンガポール無料バスツアーに参加することにしました。

巨大なシンガポール・チャンギ空港のターミナルの中に受付があります。
受付をしてしばらくすると、胸にシールを貼られ、添乗員に連れられてゾロゾロと入国ゲートに。ここで入国カードの不備を指摘されて、あわてて修正。おかしいなぁ。このカード、受付のおばちゃんが書いてくれたのに。。。
(入国審査は無いと聞いていたのですが、実際には有りました。でも、多分簡易になっているのだと思います。) 入国ゲートを抜けたところで、添乗員がパスポートを取り上げます。そしてバスに誘導。

バスの中では添乗員(アジア系のおばさん)の人が色々説明してくれます。もちろん英語。でもなんだかとても聞き取りやすく、ちゃんと聞いている分には8割方理解できます。もっとも、景色などに気をとられると、右から左へ素通りしてしまうのですけどね。
最初はハイウエイを通ってシンガポール市内に向かいます。街路樹がとても綺麗です。ただ、やたらと大きく、見慣れない種類なのがいかにも南国の雰囲気です。
街路樹の向こうは様々な形をした(結構シャレた)高層アパート。昔、貧民窟だったところにPublicのアパートを建てたと言ってましたから、市営住宅のようなものなのでしょうね。

最初に見えたのがマーライオン。
多分。
はるか彼方で水を吹いています。
でもまあ「世界3大ガッカリ」の一つだそうですから、この位で良いのでしょう。
(写真の赤い帯の低い建物の右下の白い点が(多分)マーライオンです;笑)

バスは中華街、インド人街、イスラム教徒街などを抜けて市内一周。
特に見ものは無いのですが、どこもどこか植民地風の建物なのが面白いですね。

バスツアーそのものは1時間ほど。
空港に帰り着くと、出国ゲートの前でパスポートを返却されます。
そのまま出国審査。ただ、これは明らかに簡易ですね。ゲートの一つがツアー専用になっています。




さて次はメルボルン。下がメルボルンの市街図です。
中央の少し下にある右上がりの長方形部分がCityと呼ばれる中心街です。縦横に走っているグレーの線はトラムと呼ばれる市内電車の路線です。
赤字のHがホテル、Lが夜景のレストラン街、Mがヴィクトリアマーケットです。

さてホテル。Cityの端近くにあります。
実際にはホテルと言うより、短期滞在者用のアパートと言った方が良いかも。キッチンや洗濯機などの設備が整っていて、クロークは夜中には締まってしまいます。
困るのはタバコです。自分の部屋であっても喫煙禁止。

そこで朝起きると、スーパーで買っておいた菓子パンを朝食代わりに食べて、タバコを吸いに散歩に出かけます。地図を見れば判りますが、すぐ傍が公園です。
芝生の広場に木が植えられた気持ちの良い広場です。木はいずれも見慣れない種類ですが、なんと言ってもその大きさです。国が大きいと木も大きくなるのかと言いたくなるくらい、すくすくと育って。
写真で3本並んだ木の左と中央の木の間にある点が散歩している人ですから、その大きさは判るでしょう。
ふらふら歩きながら、要所に置かれた灰皿のところで一服します。

もう二枚、公園の写真を。同じようなアングルになってしまいましたが。。

公園の北側には黒い石で出来た大きな聖堂があります。
今回は早朝だったため中には入れませんでしたが、最終日に見た朝日を浴びて朝焼けに染まった聖堂はなかなか見ごたえがありました。

下の写真はトラムの走る早朝のメルボルンのCityの中です。

今回は2回もCityの南側にあるサウスバンクのレストランで食事をしました(別の店ですが)。サウスバンクは駅の裏、川沿いにあります。ここが雰囲気が良い。
川面に駅(石造りの古い駅で、ライトアップされます)の光が写り、その後方にビル街の照明が見える。広島でも作れそうな景色なのですが、日本には無い何故かしっとりした雰囲気が有ります。
携帯の写真では十分に伝わらないと思いますが。。。。
何故だろう不思議に思っていたのですが、ふと気付いたのは広告のネオンが極端に少ない事。ビルやホテルの名前のネオンは慎ましく有るのですが、それが点滅して無い。
景観を守るための条例でもあるのか?
ともかくもとても雰囲気が良くて、沢山の人がそぞろ歩きをしています。

最終日はCityの北にあるヴィクトリアマーケットで半日過ごしました。
南半球最大と言われるマーケットです。野菜から肉、魚(海辺の町ですから新鮮なのが沢山あります)、服、カバン、靴、雑貨、なんでもありです。おみやげ物もあります。
会社の土産には、例によって顰蹙を買いそうな御菓子を探し、アメリカで見るような合成着色料たっぷりのグミを見つけ、重い思いをして持って帰ったのですが、意外にもこれが好評で。
割りに美味しくて、食べ始めると止まらないというので、すぐに売れてしまいました。