Todoの独り言です。
最近はブログに書き込むことの方が多いのですが。。。。、

私の本棚整理法

2009/01/23

先週、本棚の整理が終わりました。
10年ほど前、この家(私の実家です)に帰って来たときに、本棚の多くを吹き抜けの土間に置きました。しかしホコリは被るし、本を探すときに一々スリッパを履く必要があり、とても面倒です。
それがメインの目的ではないのですが、今回思い立って、大改装を行いました。
そこから言えば、半年掛けてようやく本棚の整理が完成したわけです。

そこで私の本棚の整理方法など、ご紹介しようかと(いらぬお節介ですが)
ちなみに現在の蔵書量は、文庫が2500冊+単行本500冊位です。

本棚の構成

私の本棚は3箇所、4部構成になっています。

  1. 未読用本棚
  2. 未整理棚;開架書庫の一部
  3. 開架書庫;比較的最近の読了本
  4. 閉架書庫;昔の読了本

これらを順次説明して行き、最後に何故そうしているかを説明します。

未読用本棚

未読用本棚 本棚と言うのもおこがましい、このスペースが未読用本棚です。
私が参加している読書系SNSには、積読本300冊なんて剛の者も結構いらっしゃいますが、私は基本的に本は全て購入で(図書館は利用しない)、購入した本は読了するのが信条です。
その為に未読本の量をコントロールする目的で、このスペースを利用しています。ここが一杯の時は追加で本を買わない。残り少なくなると本屋に走る。そんな使い方です。

この本棚は私のPCのすぐ横に有るので、毎日見る事になります。10冊ほど入るので、私にとっては1か月分のストックとなります。現実には、極たまにですが2段積みになることもありますが、溢れることはありません。
また、数ヶ月ここに滞在してしまう本も存在します。それはそれでプレッシャー(読まなきゃ)を感じるのですが、それでも手につかない本もあり、それらは未読のまま開架書庫に移動する事になります。でもそれは年に2-3冊です。

未整理棚;開架書庫の一部

開架書庫 読了後に一時的に並べて置くスペースで、開架書庫の幅の狭い棚の右下の2段です。
場所は私のPCの真後ろ、未読棚と向かい合わせになります。
読み終わった(正確には感想を書き終わった。それまでは未読棚です)本はここにおきます。スペース的には40冊ほど入るので、3-4ヶ月分の読了本が並びます。
(右の写真の右下部分になります)

開架書庫;比較的最近の読了本

未整理棚が一杯になると(つまり3-4ヶ月おきに)、そこにある本を開架書庫に移動します。
開架書庫は写真のように木製のスライド本棚2つです(写真では境目が見え難いですが)
手前(右)が国内作家の文庫本と海外作家の単行本/全集。奥(左)が海外作家の文庫本と国内作家の単行本/全集です。ちょっと変な並びですが、スペース上致し方なく。

文庫本は著者名順に並んでいます。また同じ作家の中では出版社順に並べるようにしていますが、これは見た目のためです。
随分スペースに余裕が有る様に見えるでしょう。これは今回の整理で、閉架書庫の容量を増やしたので、今までここに置いてあった本を移動したからです。それまでは、ほぼぎっちり埋まった状態でした。

閉架書庫;昔の読了本

ここが今回出来た閉架書庫です。納戸の一番奥になります。


平面で見るとこんな感じです。

  1. 幅60cmX高さ80cmの文庫用の本棚を壁に田の字に貼り付けるように固定したもの。
    写真ではほとんど見えませんが、今回その上に2段の本棚を増設しています。
  2. スチール本棚。その上に三段の手作り本棚(木製)を増設しました
  3. B.と同じくスチール本棚+三段の増設本棚
  4. スチール本棚。そのうちこの上も増設しなきゃ行けなくなるでしょう

AとBは国内作家。CとDが海外作家の本です。
並べ方は開架図書と同様、作家名->出版社です。
見ての通りスチール本棚は前後2段に本が置いてあり、奥の本を嵩上げすることで、タイトルと著者名を見えるようにしています。この結果、本来5段の本棚ですが、実際には9段(一番下の段は覗き込めないので、前側しか置いてない)分の本が入っています。

何故、そうなったのか

結論から言えば、著者順という並びを維持するもっとも楽な方法なのです。

自分自身、あまり整理整頓好きとは思いませんが、何故だか本だけはちゃんと並べておきたいのです。この本が見たいと思った時に、すぐに見つけ出したいのです。その為に"著者順"という事にこだわっています。しかし面倒なのです。
未整理棚を作ることで、著者順に並べるという面倒な作業は数ヶ月に一度で済むように成りました。
しかし、著者買いする方なので、特定作家の本が増え過ぎ、50音でそれ以後の(例えば浅田次郎さんの本が増えればほとんどの)作家の本を移動しなければならなくなってしまいます。しかし、それも開架と閉架を分けることで、開架書庫の範囲(つまり一つの本棚の範囲)で収まります。開架の大幅な並べ替えは2-3年に一度レベルで、著者順を維持できます。そして開架は、この家に引っ越して以来10年目にして始めての大幅な並べ替えでした。
段階に分けることで、影響範囲を最小限に留める方法なのです。