Todoの独り言です。
最近はブログに書き込むことの方が多いのですが。。。。、

綺麗に歳を

2014/6/21

先日、家内から聞いた義母の話です。
義母が公民館で出会った近所の人に「珍しいね。今日は何事?」と聞いたら「今日はヤングシニアのxxxの集まりで・・」。
私と家内は「ヤングシニア」というその言葉にすっかりウケてしまいました。
調べたら確かに最近そんな呼び方があるようです。
そういう義母は長寿会の会計です。名簿や会計報告などの資料作りが我が家に持ち込まれます。そのたびに「敬老会」じゃないよ「長寿会」だよと夫婦で笑いながら確認です。

そう言えば美魔女とと呼ばれる人がテレビに出てますよね。確かに年齢をはるかに裏切る容姿の女性達です。それは良いことなんですが、何故か痛々しさを感じる事もあります。一方、若い頃にアイドルで鳴らした女性が、年相応のお母さん役など演じているのを見て微笑ましく思うこともあります。私だけかなぁ。

何時から「老」という言葉を皆が毛嫌いするようになったのでしょう。
確かに「老」という言葉には「衰え」とか「先細り」といったネガティブなイメージがあります。しかし一方で長老や老練のように、長い経験に裏打ちされた尊敬すべきものという意味もあります。前者は肉体的、後者は精神的なイメージです。どうも世の中は肉体偏重のようです。

私も57才。頭は随分前から半白髪だし、髪の毛も細くなって何やら地肌が透け始めました。
「染めたら若く見られるのに」と言われたこともありますが、なんだか面倒です。それの何が問題と開き直ってしまいます。
清潔感さえあれば、年相応で良いじゃないか。
年を止めるのではなく、綺麗に歳を重ねて行きたい、そんな風に思うのです。