ポルトガル旅行
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前日;3月23日
昼過ぎに家を出て、りんくうタウンで前泊。
実はこの日は私の誕生日でした。なんと還暦です。
1日目;3月24日
9時前に関空に集合(20人強のツアーです)。何事もなく通関して10:50に出発。
ジャンボの一番後ろの席でした。いつも以上に揺れが大きな気がします。
12時間のフライトを経て、定刻にフランクフルト空港に到着。ここでなんと6時間待ち。
本当はシャワー室にでも行ってリフレッシュしながら時間つぶしするつもりでしたが、お子様体質の家内は疲れと眠気でダウン。結局、空港の椅子に座ってひたすら待機です。
フランクフルトから約3時間でポルトの空港に到着。
現地時間で22:30頃。日本時間では朝の5時半。20時間30分の長旅でした。
ポルトの空港から専用バスでホテルへは30分ほど。シャワーだけ浴びて就寝。
2日目;3月25日
この日はポルトから北上してスペインに入り、カトリック教会でローマ、エルサレムと並んで最も人気のある巡礼地のサンチャゴ・デ・コンポステーラ観光です。【世界遺産】
バスで3時間。おそらく寝不足だから寝ていけば良いやと思っていたのですが、二人とも思ったより元気です。
バスの窓から見える風景は、どこか日本の田舎の景色に似て、ただオレンジの瓦に白壁の家がなんとなく南欧という雰囲気です。
これがスペインに入ったとたん、瓦の色は同じなのですが壁が黄色などちょっとカラフルに変わります。面白いものです。
途中リア・デ・ビーゴという深い湾のほとりで休憩。浮かんでいる筏は牡蠣の養殖らしい。
サンチャゴ・デ・コンポステーラに到着。
まず最初の訪問地が、長い巡礼の果てに初めてサンチャゴ・デ・コンポステーラの大聖堂が見える場所で、つけられた名前が「歓喜の丘」。
しかし、正直なところ「なんじゃこりゃ」。何もない丘に大きな銅像が2体か立っているだけです。バスツアーじゃ正直なんの感激もなく。。。
続いて街に。バスを降りた瞬間に、いろんな古い建物が目に飛び込んできます。
まずは昼食。スペイン風コロッケ(クロケッタ)、タコのガリシア風(アヒージョかと思ったら、ゆでタコにオリーブオイルをかけたもの。やわらかくて美味しい。)、大量のゆでたムール貝。なかなかです。
ついで大聖堂の周囲をくるくる回りながらの観光です。なんだか風情のある街です。
最後に大聖堂に。残念なことに、外は改修中で工事用の足場など組んであり、全体は良く見えません。
内部は植民地であったブラジルから運ばれた金を使っての装飾が多用されていて豪華です。








再び3時間かけてポルトに戻り、同じホテルに連泊です。
夕食はアロース・デ・マリスコス(海鮮のリゾット)でした。
3日目;3月26日
この日はポルトガル第2の都市、ポルトの観光です。【世界遺産】
ポルトはなんだか「魔女の宅急便」の街のようです。真ん中が丘になっていて、その上に時計のある協会の塔が建っていて。
オレンジの屋根、白や黄色の壁、白い窓枠、なんだかおもちゃの街のようです。
しかし坂だらけ。街中をバスで移動するのですが「よくこんな急な坂の細い道をバスが走るよな」と感心してしまいます。

(午後は晴れました)。

セント・アンソニー教会のアズレージョ

クレリゴス教会と塔



まず行ったのがドン・ルイス1世橋。
実は午前中は雨に風。折り畳み傘は裏返るし、100円ショップのカッパははためくしで、家内は橋の手前で断念。
私は途中までは行ったけど、写真を数枚撮って早々と引き返しサン・ベント駅へ。
サン・ベント駅はポルトガルの装飾タイル・アズレージョで有名なポルト中央駅です。
アズレージョも見事でしたが、私はこういう線路の進行方向にあるターミナル駅を見るとヨーロッパを感じます。
日本の駅って線路の横から入る駅がほとんどですよね。

鉄道、その横を人が歩けます(豆粒大に見えます)

街の傾斜が良く判ります

全面を飾る見事なアズレージョ

続いて向かったのがサンフランシスコ教会。
外観は重厚なゴシック様式の教会です。
しかし、なんといっても中が凄い(バロック様式)。全面金ぴか、家内と二人で「浄土真宗の仏壇みたい」(笑)
残念ながら内部の撮影は禁止なので、こちらを見てください(是非)。
ドン・ルイス1世橋を渡って対岸にワイナリーが何軒かあります。
私たちが行ったのはSANDEMANという怪傑ゾロのような商標のワイナリーです。まずはワイナリーを見学して、試飲。
本物のポートワインは初めて頂いたのですが「甘!! 強!!」
(発酵途中にアルコール度数77度のブランデーを加えて酵母の働きを止めるので、甘みが残りアルコール度が高い)
なるほど、赤玉ポートワインね(今はスイートワインと言うらしいですが)。全く別物ですが、確かに甘いワインです。
再びドン・ルイス1世橋を渡って、向かいの川岸はカイス・ダ・リベイラと呼ばれる地区に。
Cais=波止場、Ribeira=川岸のようなので、名前そのもの。ただし今はレストランやお土産物屋が立ち並ぶ川岸です。
なんか建物が陽気で楽しい。ここで昼食。
昼食後、サン・ベント駅近くに戻って、さてここからが楽しみの自由時間です。
まず向かったのがクレリゴス教会。
なぜか旅行に出ると高い所に登りたがるうちの奥様、教会の塔に登らなきゃいけません(この日の最初の写真中央に写っている塔です)。
外人さん達が(というかここでは私たちが外人ですが)降りてくるのを良いことに、切れた息を整えながら登ります。塔の狭い石造りの階段って、雰囲気があって私も大好きなのです。
上からの景色もなかなか良いですが、なんか「登ることに意味がある」といった感じで、くるりと回って写真を撮ったら終わりです。
下まで降りたら同じ券で教会内部にも入れるようで、ちょうどトイレにも行きたかったので入場。これが教会の2階席を回る様になっていて視点が変わってなかなかの見ものでした。
つづいて向かったのがすぐ近くにある世界で最も美しい本屋のひとつレロ・イ・イルマオン。
表から見るとごく普通の小さな現役の本屋さんです。近くのチケット売り場で4ユーロの入場券を買って入ります(本を買うとバックされる仕掛け)。いや、確かに「映画ハリーポッターのロケ地として有名」と言われるだけあります。
(実際にはロケ地というのはガセネタらしい。ただし、著者のJ・K・ローリングが英語教師時代としてポルトに赴任していたので、影響を与えたのは確かなようです)
レロ・イ・イルマオンを出て少し時間があったので、近くのカルモ教会に。ここもアズレージョが見事です。






3時過ぎに集合し、バスで南下、今夜の宿のパレス・ホテル・ド・ブサコに向かいます。
町を離れ、離合できそうもない細い山道をしばらく登って、雨の中ホテルに着きました。入口に入ったとたん「おお~~」。確かに宮殿ホテルです。
添乗員さんが宿泊手続きをして、みんな前のテーブルに鍵をルームナンバーを隠した状態で並べます。
ポルトガル最後の王の狩猟用の館をそのまま利用したホテルですから、様々なタイプの部屋があるので、抽選です。
籤運の無い私たち夫婦が引き当てたのは、シングルベッドが二つで一杯の、どう見ても女中部屋(笑)。トランクを広げるスペースもありません。ただし、バスルームは(ホテル用に改装してるので)十分快適でした。








アズレージョ!!!

雰囲気を楽しむため、ちゃんとジャケットを
着て食事。ちょっとしたコース料理でした。

ちなみに私たちの部屋のドアは木製で、なぜか2重回しの鍵でした。これが難物。ドアが歪んでいるせいかなかなか上手くかかってくれません。
窓も木製サッシで、下には雨漏り時の吸水パッドのようなものが置いてありました。当然ながら隙間風も入って来ます。
しかし、それも狩猟用の王宮をそのまま転用したものだと思えば「味」ですよね。アルミサッシュだったりしたら却ってがっかりしそうです。
ここらで一段落。
4日目以降は別ページで・・・。