選挙の不思議

参院選、終わりましたね。今回もちゃんと投票に行きました。
しかし、毎回不思議に思うのは、投票終了後の狂騒です。

そもそも、なんで即日開票なのでしょう？
そりゃどこかの国のように開票完了まで数か月と言うのはまずいけど、何も夜を徹して開票しなくても。今の政治家の体たらくを見たら1-2日の政治空白なんて何も問題無いと思いますけどね。(まあ、遅らせると警備上の問題など起こるのかもしれませんが)

まして凄いのは各TV局。 全局が特番を組み、競い合っていまさら流して仕方ない政見放送を流す。どうせ数時間後には正式な結果が出るのに、一瞬でも早い当確予想を出そうとする。さらにバカなことに予想違いをおこして謝罪してる。
翌日「こういう結果になりました」という報告でも何も問題無いと思うのですが。

普段はワイドショー・芸人ばかりのTV局が、なぜか選挙となると、突如「公器ヅラ」になる。
悪いことじゃない、良しとしましょう。でも力の入れ場所を完全に間違えている。出口調査、当確予想システム、そんな事に人や金をあてるのは無駄の極致です。結果は何も変わらない。ただ一晩寝ればわかることが早くなるだけです。

どうせ人や金を掛けるのなら、有権者が適切な判断が出来る情報を投票前に提供することに費やしてほしいものです