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???広島のみどころ???

2008

広島西部のみどころ

改めて考えてみても広島というところは観光スポットは少ないですね。平和公園に宮島。そんなところでしょうか。


平和公園

平和公園は市内中央の紙屋町の近くにあります。原爆ドーム・慰霊碑、そして平和記念資料館。
圧巻は平和記念資料館でしょうが、私は小学生の時、平和学習で一度訪れたっきりです。「富士に登らないバカ、2度登るバカ」という言葉がありますが、資料館もそんな感じ。是非、一度は見て頂きたい。でも何度も見たいと思える物ではありません。

広島市内から宮島へ-広島電鉄

JR広島駅近くから移動するのでない限り、広島電鉄(広電)の電車で移動するのが一般的です。
この広電は大きくは市内電車と郊外線(宮島線)の二系列に分かれます。市内電車はいわゆるチンチン電車で、市内を縦横に走る複数の路線があります。それも全国の廃止路線の古い車両をかき集めてきていて、動く博物館といわれて居ます。一方、郊外線にはドイツ製の超低床式最新車両(グリーンムーバー)が導入されており、極端な年代差が有ります。
郊外線と言っても、市内に直接乗り入れ(直通)ていますので、市内にはチンチン電車と郊外線電車が一緒に走っています。宮島方面に向かうには郊外線電車を待った方が、乗り換えが無く効率がよいのですが、あえて「動く博物館」の市内電車に乗ってみましょう。
宮島方面へは「己斐(こい)行き」に乗ります。後ろ扉から乗り、前の扉から降車時に料金を払うシステムです。己斐駅で降りた所にある自販機で「乗換え乗車券」を買って、郊外線(宮島線)に乗り換えます。
昔の郊外線はホームがJR並みの高さで、市内には直接乗り入れできませんでした。このため、この市内・郊外の接続駅は不思議な構造をしています。一つの駅なのですが、市内よりが己斐駅、宮島よりが西広島駅と分断され、その間に改札があるのです。ある意味では新幹線と在来線の乗り換えのような物なのですが、直通電車があるので混乱します。市内方面から来た直通電車では、己斐駅で降車することは出来るのですが、西広島駅では降りれません。また己斐では乗車できませんが、西広島駅では乗車できます。(と説明しても言葉では判りにくいですね。現場を見ると理解できると思うのですが)。
さて、そんな訳で、郊外線に乗り換えるといっても、己斐駅から改札を抜け西広島駅で後ろから来た市内-郊外直通電車に乗り換えるわけですが、そこから30分ほどで宮島口に着きます。途中、地御前駅がありますが、私の家はその近くにあります。
宮島口から宮島へはJRと松大船の二系列のフェリーがありますが、どちらも同じようなもの。けっこう便数が多いので、あまり待たされる事は無いはずです。(己斐駅は様子が変って一体式になりました。2008修正)

安芸の宮島・厳島神社

桟橋を抜けた広場には鹿がたくさん居ます。昔はえさを売ってたのですが、鹿が増えすぎたために今は禁止されてます(それでも売ってる人も居ますが)。そのまま右方向に海岸沿いに進みます。土産品店が並んでいますが、やがて閉じられた門に当たります。左に折れれば土産品店街を経由して、門の左右の隙間を抜けて直進すれば、直接神社の方向です。
厳島神社はご存知のように遠浅の海岸上に建っていて、潮の干満によって大きく景観が変わります。満潮時は回廊が海に浮き、干潮時は大鳥居の下まで歩いていけます。

安芸の宮島・我が家の散歩道とその回りにある名所


  1. 宝物館;たいした物はありません。パスしましょう。
  2. 大願寺;長州戦争の和平交渉で勝海舟と長州の使者が会談した部屋(確か司馬遼太郎の「竜馬が行く」に出てくる)があります。ここの住職は私の小学時代の友人だったりします。
  3. 歴史民族資料館;江戸時代の豪商の家です。我が家(築90年)の改装の際、どうせなら古めかしくという事で、ここを参考に見て回りました。たいした物は置いてありませんが、表から想像するより中は広く、いかにもそれらしい建物で落ち着きます。我が家にあるのと全く同じ欅の押入れ箪笥が有ってビックリしました。
  4. 宮島水族館;ラッコとアシカショーが売りの小さな水族館。私の命名の由来であるトドさんもいます。
  5. 大元公園・国民宿舎;いつ行っても静かな、木々に囲まれた公園です。国民宿舎ではまずまずの穴子飯が食べられます。
  6. 大元公園からもみじ谷にかけての遊歩道;軽自動車なら通れる位の土の道。宮島らしい原生林のふもとを抜ける、いつ歩いても静かな道です。私にとっての宮島は、厳島神社のお参りと、この遊歩道を歩く事です。アセビやもみじ、桜など、季節によって色々楽しめます。
  7. 大聖院;屋内外にやたらと地蔵・仏像がたくさん置いてあるお寺です。
  8. 平松茶屋;見晴らしは散歩コース中のベストロケーション。設備と値段は?天気が良いと景色につられ、ついつい寄ってしまいます。
  9. もみじ谷公園;もみじの名所。やっぱり秋はここでしょう。
  10. 水谷八重子の店;大きなお土産屋です。7月に失踪した我が家の愛犬コロの実家です。
  11. 五重の搭・千畳閣;中に入ると千畳閣は未完成というか骨組みだけの建物です。古い絵馬と大きなしゃもじがあるくらい。
  12. 商店街;そこかしこから、もみじ饅頭を焼くいい香りが。。。焼き牡蠣、穴子ちくわなどの店頭販売も。あとは観光地らしい普通のお土産屋さんがズゥっと並んでます。
  13. 宮島桟橋;近辺に鹿がたくさん居ます。
  14. 弥山(みせん);散歩コースではありませんが。もみじ谷の上からロープウエイで登ります。途中で乗り換えがあって、下側は6人乗り位の小さなゴンドラ(よく揺れるのでスリル満点)。上側は30人くらいの大きなゴンドラです。降りてから30分ほど歩いて頂上につきます。途中には「消えずの火」のお寺もあり、野生のニホンザルの棲息地でもあります。頂上は奇岩で出来ていて、天気がよければ瀬戸内海が一望できます。

福山・尾道・しまなみ

しまなみ海道には何年か前に行きました。
印象に残ったのは大山祇(おおやまずみ)神社。
確か白石一郎さんの名作「海狼伝」の舞台になったと記憶していて訪れました。
さほど大きな社ではありませんが、何処と無く古色豊かという気がします。
素晴らしいのは宝物館。今、全国に残ってる武具甲冑の、国宝・重文の8割がここに集っている。
しかし照明が暗く、見えづらいのが残念です。

あと一つ。耕三寺。
日光東照宮を真似した門やら、平等院を模した建物やら、夢殿・銀閣。。。
ゲテモノ・まがい物といえばその通りだが、ここまでやられるといっそ立派かと。
近くの大理石の彫刻の山といい、なにやら不思議な世界です。
近くに日本画家・平山郁夫の美術館もあり。こちらは本物が味わえます