Version7.1 Bookページの狙いと仕掛け
2018/02
狙い
最初の狙いの内、未だできていない"脱MS-Access"に向けての第一歩です。今回は以下の2点を変更しました。
- XMLファイルの一本化
- 外部変換の廃止
機能や見た目はほとんど変わって居ませんが、内部の処理はかなり変更しています。
Version7.1 Bookページの仕掛け
今回の変更したのは下図の二重線の下部分(赤枠部)で、"Book"ページの"書評一覧"に当たる部分です。元々作る予定は無かったのですが、Edgeなどの一部のブラウザーでは図中の二重線の上("書評検索")でやっているJavascriptでxslファイル上の「選択条件」を書き替える処理が動きませんでした。その為、簡易的な閲覧方法として提供していたものです。
これを作るため、今までは
- Accessから用途別に3個のXMLファイルをエクスポート
- xslt変換ソフトAutoXSLTを使ってPC上で3個のHTMLを作成(使用するxslファイルは共通
- 完成したHTMLファイルをサーバーにアップロード
という外部処理が必要でした。
今回(Ver7.1)ではこれらの外部処理を止めることができました。
"書評検索"で使った『一つのxslファイル上の「選択条件」を書き替える』 処理ではなく『適用するxslファイルを切り替える』事によって、似たような形にすることができました。
今後
何より書評情報のXMLファイル(booklist.XML)が一本化できた事は、これまでアクセスの機能に頼っていた部分が最小になり、脱Accessに向けての大きな一歩になりました。
ただそうなると逆に、これまでAccessを使っていたが為にできなかったこともやりたくなってしまいます。
課題はいくつか残って居ますが、ぼちぼちやっていきましょう。