2001年から書き始めたトドの書評データベースです。
2019年7月に2000冊を越え、今も年100冊程度追加しています。
(書評が無いのは2000年以前の読了本です)


乙川優三郎

作成日不明

解説

私は勝手に藤沢周平さんの遺沢を継ぐ人と位置づけていました。
平易だけれど端正な文体で、比較的に重く、暗い話が語られることが多いと思います。これは藤沢さんの初期のイメージに近いように思えます。
しかし、乙川さん本人は「山本周五郎の影響を受けた」とおっしゃているようです。

非常に平均点の高い作家さんです。唯一の欠点は寡作であることです。

略歴

記   述
1953 東京都生まれ。生後すぐに千葉県に移る。
千葉県立国府台高等学校卒。
ホテル・観光業の専門学校卒業後、国内外のホテルに勤務
1996 『藪燕』で第76回オール読物新人賞
1997 『霧の橋』で第7回時代小説大賞
2001 『五年の梅』で第14回山本周五郎賞
2002 『生きる』で第127回直木賞
2004 『武家用心集』で第10回中山義秀文学賞

▽▽読了作品(2002以降の読了本は書評付き)▽▽