私の好きな日本人作家
2018/01
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改訂△2 2020/03
過去10年の年間Top10、過去5年の読了数を元にランクを見直しました。
新刊が出た時に、躊躇なく買うのが★★★★、中身を確認して買うのが★★★くらいの位置付けです。
改訂△1 2018/01 大幅見直しに伴いページを書換え。旧ページはこちら
新たに「殿堂入り」というクラスを追加して、6年ぶりに見直しました。
ここ数年で親しむようになった作家さんを追加するとともに、若干ランクの見直しも行いました。
なんと☆5以上は全て男性作家です。一方で新規登録作家の18人中13人は女性でした。私の読書傾向の変化が良く判ります。
作家 | コメント | 紹介更新日 |
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開高健 † | 小説に、ルポルタージュにエネルギッシュな活躍をしました | '03/11 |
重松清 | 時に陰惨ないじめ、時にハートフルな、家族を扱う小説家 | '05/06 |
司馬遼太郎 † | いうまでも無く歴史小説の大家です。 | '05/06 |
藤沢周平 † | 映像化困難と言われた見事な風景/心理描写の時代小説。 | '05/06 |
見川鯛山 † | 那須高原の山医者。ほのぼのとしたユーモアショートショート | '04/05 [△2:5→殿] |
山本周五郎 † | 言わずと知れた時代小説の大家 | '03/11 |
作家 | コメント | 紹介更新日 |
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浅田次郎 | 「泣かせ」の作家と思っていたが、ユーモアが凄い | '11/08 |
安部公房 † | 人間の存在感を問い続けた作家です | '02/04 |
井上靖† | 最近読んでませんが、西域物は素晴らしい | - |
沢木耕太郎 | 私ノンフィクション。平易だが引き込まれる文章 | '11/08 |
南木佳士 | 医者と患者、生と死といったテーマを追い続け、静かな感動をもたらす | '07/07 |
帚木蓬生 | ミステリー作家としてではなく、純文学的な面で注目してます | '18/01 |
吉田篤弘 | 何とも緩やかな・・・・クラフト・エヴィング商會。装幀家。 | '11/08 |
作家 | コメント | 紹介更新日 |
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青山文平 | 武士の清冽な生き様を見事に描く時代小説作家 | '18/03 |
朝井まかて | 本格歴史小説から時代小説、ファンタジーまで、幅広い作風の作家さんです | '20/03 [△2:New] |
小川洋子 | 何度読んでも、あの静謐感がどこから生まれるのか判りません | '20/01 |
荻原浩 | 初期のスラップスティックが良いですね。シリアス路線転向後も見事です | '20/01 |
木内昇 | 女性作家と思えない骨太な歴史・時代小説 | '18/03 |
北重人† | 10年に満たない作家活動の中で、優れた時代小説を残しました。 | '18/01 [△2:3→4] |
白石一郎 † | 北九州在住。海を題材にした歴史・時代小説が得意。白石一文・文郎の父 | '06/05 |
辻内智貴 | 綺麗事過ぎるかも知れないが、そこが魅力の作家さん | '18/04 |
中島京子 | 何か不思議なユーモアを持った作家さんです | '18/03 |
三崎亜記 | 不条理というか、どこか前提がずれている世界を描く不思議な作家さん | '18/03 |
村田喜代子 | とても勁い物語を書く人です。「ゆうじょこう」「蕨野行」 | '20/03 [△2:注→4] |
森見登美彦 | 青春をこじらせた大学生の物語 | ー |
湯本香樹実 | 子供と年寄りの関係を描く事が多い作家さんです | ー |
作家 | コメント | 紹介更新日 |
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有川浩 | 大人向けのライトノベル、べた甘ラブコメ、自衛隊、人間ドラマ | ー [△2:4→3] |
池波正太郎† | テンポ良く軽妙な作風の時代小説。剣客商売、鬼平犯科帳、仕掛け人梅安など | ー [△2:4→3] |
岩井 三四二 | 突出感は無いのですが、非常に安定した時代小説の作家さんです | ー [△2:New] |
乙川優三郎 | 藤沢周平を思わせる時代小説でしたが、今は女性の愛憎を描く現代小説に転身 | '14/01 |
川上弘美 | あまりに軽々とうそ話を書くので、リアルな世界などどうでも良く思えてくる | ー |
北方謙三 | ハードボイルド作家ですが、日本の南北朝、中国故事物の大長編が素晴らしい | ー [△2:4→3] |
熊谷達也 | 東北/北海道の風土・自然・動物に根ざした重厚で力強い作品が多い | ー |
栗田有起 | 流しの縫子、良質の眠りを追及するホテルなど、不思議な設定の物語 | ー |
小路幸也 | ノスタルジックな東京バンドワゴンシリーズが最高 | ー |
瀬尾まいこ | 中学校教師を務めながら、優しさが魅力の作品を発表 | ー |
津村記久子 | 私にとっては当たり外れの多い作家さんですが、何故か気になります | ー [△2:New] |
原田マハ | べた甘だったり重厚だったり、色んな作品を書く人です。原田宗典の妹 | ー |
三浦しをん | 作品が多岐で取り留めないですが、一生懸命な人を描いた作品が素晴らしい | ー |
宮城谷昌光 | 中国・時代物の作家さん。漢字への強いこだわり | ー |
森絵都 | 児童文学出身ですが、大人の物語も良いです | ー [△2:New] |
山際淳司† | スポーツルポライター。江夏の21球の作者 | ー |
山本幸久 | お仕事小説。登場人物が別の本にしょっちゅう顔を出すのもお楽しみ | ー |
吉田修一 | 色んな作風が有って、全部うまくて、なんか正体がつかめない作家さんです | ー [△2:New] |
作家 | コメント | 紹介更新日 |
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安住洋子 | 時代小説。ひょっとしたら乙川さんを凌駕するかも | ー |
伊吹有喜 | 優しく暖かな作風。「四十九日のレシピ」「BAR追分」シリーズ | ー |
桂望実 | 「県庁の星」「嫌な女」「ボーイズ・ビー」など | ー |
西條奈加 | 「金春屋ゴメス」で鮮烈デビュー。今はしっとりした時代もの。 | ー |
西加奈子 | 「漁港の肉子ちゃん」「通天閣」「ふくわらい」 | ー |
西川美和 | 本業は映画監督。小説は少ないのですが、完成度は高い | ー |
丸山正樹 | 「デフ・ボイスシリーズ」ではまっています。 | ー [△2:New] |
森沢明夫 | 青森三部作ほか温かく優しい作品。映像化向き。 | ー |