五月晴れ-その2

良い天気に誘われて、家内と二人で安芸の宮島に行ってきました。
電車で7-8分、船で10分と、宮島からごく近いところに住んでいるので、ちょっとした散歩です。朝早く出たのでまだ観光客も少なく、店もようやくシャッターを開け始めた頃です。

塗り直したばかりの朱の鳥居が鮮やかです（写真　左）。
いつもの如く厳島神社にお参りをして、大元公園へ抜けます。そのまま山間の遊歩道に入り、ゆっくりと原生林の外れの道をもみじ谷へ向かいます。
天気はすがすがしく、良く晴れた青空にもみじの若葉が映えます。来年は花の盛りの4月ごろの来てみようかなどと話しながら、花が終わったばかりのアセビの小道を抜けていきます。途中、高い梢から野生の藤が見事な花を下げていたのに気がつきました。いつも歩く道なのですが、やはり秋に来る事がほとんどなので、藤に気がついたのは初めてです。

もみじ谷。秋の紅葉も見事ですが、私はもみじの新緑がとても好きです。葉が薄いのでしょうか、他の木と比べやや薄い緑を日差しが抜けて、気持ち良い木陰を作っています。それと秋の紅葉と同様、新緑でももみじは水辺に似合います。（写真　中　右）

ゆっくりと2時間半ほどの散歩を楽しみ、観光客や修学旅行生の増え始めた11時頃にはお土産屋の通りに出ました。お土産は定番のもみじ饅頭とアナゴ竹輪。お昼前には家に帰り着きました。


　　　　　（参考）こちらに私達がいつも歩く散歩道の地図があります。